[Looker 23.4新機能]Exploreでのフィールド検索時により検索結果を絞り込めるLabs機能がリリースされました
さがらです。
先日、Lookerの23.4がリリースされました。
この内、「パフォーマンスの高いフィールドピッカー」という新しいLabs機能がリリースされました。この機能の説明文を見ると、
パフォーマンスの高いフィールド ピッカー Labs 機能は、ユーザーが大規模な Explore フィールド ピッカーのフィールドをより迅速かつ効率的に検索できるようにする、より絞り込んだ検索オプションを提供します。
…とあるのですが、「検索性能が上がったのかな…?」と感じたくらいで実態が掴めませんでした。
そこで、実際に本機能を試してみたので、その内容を本記事でまとめてみます。
本機能の有効化
この機能はLabs機能としての提供のため、ユーザー側で有効化する必要があります。
まずは、Admin
を押します。
次に、Labs
を押します。
表示されるBeta機能の内、Performant Field Picker
という項目があるため、この機能を有効化します。これで準備はOKです!
試してみた
ということで、早速Exploreでどのようにフィールドピッカーが変わったのか見ていきます。
大きな変化点としては、フィールドピッカーの右上にSearch Options
という項目が追加されたこと、フィールド左下に存在するフィールド数が表示されるようになったこと、この2点が挙げられます。
右上のSearch Options
を押してみると、4つ選択肢が出てきます。今回のLabs機能を有効化することで、フィールドピッカーの検索Boxで絞り込む際の検索先を変更することができるようになりました!
例えば、Field Description
を選択した上で数
と入力すると、フィールドのdescription
に数
が入っているフィールドに絞り込むことができます。
これまでのLookerだと、フィールド名でもDescriptionでも、該当する場合には全てのフィールドが表示されていたので、より絞り込めるようになったことが分かりました。
また、検索結果を絞り込むと、左下のフィールド数も変わりました。
最後に
簡単ですが、Lookerの23.4の新機能、「パフォーマンスの高いフィールドピッカー」を試してみました。
Exploreのフィールドの検索機能について、「もう少し絞り込めないかな…」と感じていた方にはピッタリの機能だと思いますので、気になる方はLabs機能から有効化してみてください!